「これから初ラウンドだけど、スコアの付け方を知らない」
「ペナルティのルールが分からず何打目か分からなくなる」
始めたばかりの方や、初ラウンドを控えている方に多い悩みだと思います。
- ゴルフってどんなスポーツ？
- スコアの数え方
- ペナルティの種類
- 正しい処置方法
- スコアの付け方
ゴルフってどんなスポーツ？
ゴルフとは、ティーイングエリアからボールを打ち、グリーン上にある穴（ホール）にボールを入れるスポーツです。
1ラウンドで18ホール回り、いかに少ない打数でホールに入れられるかを競うスポーツ
スコアは、ボールを打った数と罰打数（ペナルティ）を合わせた数になります。
1H〜9Hと、10H〜18Hの半分に分かれており、1H〜9Hを「OUTコース」といい、10H〜18Hを「INコース」と言います。
ゴルフスコアの数え方
各ホールには規定打数があり、これをPar（パー）と言います。
ゴルフスコアの数え方（例）
Par4→4打でカップにボールが入るとパー
Par5→5打でカップにボールが入るとパー
一般的に、全てのホールをパーで上がると合計が「72」になります。
ハーフで、Par4 が5ホール、Par5 と Par3 が2ホールずつで、20＋10＋6＝36
OUTコース、INコースを足して、36＋36＝72 となります。
規定打数 Par（パー）を説明しましたが、ここからは規定打数より多い場合・少ない場合の名称をご紹介します。
| −3 | −2 | −1 | 0 | ＋1 | ＋2 | ＋3 |
| アルバトロス | イーグル | バーディ | パー | ボギー | ダブルボギー | トリプルボギー |
上記図のように、
パーより1打少ない：バーディ
パーより2打少ない：イーグル
パーより3打少ない：アルバトロス
パーより1打多い：ボギー
パーより2打多い：ダブルボギー
パーより3打多い：トリプルボギー
となります。
ゴルフペナルティについて（ペナルティ一覧）
ゴルフのペナルティは、プレー中に物理的にボールが打てなくなった時や、ボールをなくしてしまったなどで、救済を受ける時に1罰打、もしくは2罰打が課せられることを言います。
ゴルフの規則は4年に1度改定されます。
2019年の大改訂以降、2023年もルールが変わりました！
こちらも合わせてご紹介していきます。
上記の図はよくあるペナルティの一覧になります。上から順にご説明します。
空振り
初心者の頃、空振りをすることはよくあると思います。
ペナルティはありませんが、1打としてカウントされます。
ロストボール
ロストは英語で、「紛失」「失った」といった意味を持つ単語。
一定時間ボールを探しても見つからなかった場合、ロストボールになります。
ロストボールになってしまった場合、そのボールを打った場所になるべく近い場所に戻って、新しいボールをドロップして打ち直します。
このとき、打ち直すだけでなく、1罰打のペナルティが発生します。
OB
OBは、プレーできる区域外のことを意味します。
OBの境界線には、上の写真のような白杭が置かれています。
ティーショットでOBだった場合は、1罰打となりますので、「自分が打った数＋1罰打」で3打目としてティーショットを打ちます。
〈例〉
2打目でOBだった場合→同じく1打罰
ボールをドロップし、「2打＋1罰打」で次が4打目となります。
グリーン上
グリーン上でマークをせずボールを拾った場合、1罰打となります。
また、他の方の止まっているボールに当ててしまった場合、当てた側が2罰打となりますので、当たりそうな時はマーカーを使用しましょう◎
ウォーターハザード
2019年の改訂より、ペナルティーエリアという名称になっております。
ペナルティエリアにボールが入った場合、1罰打となります。
OBと同様に杭が置かれており、ペナルティエリアの場合は、赤杭か黄杭が置かれています。
要点をわかりやすく簡潔に説明している動画になります。
この動画を見れば、ドロップの仕方が分かります！
バンカー
バンカー内の砂にクラブが触れてしまった場合、2罰打となります。
また、バンカーから外に出すのが難しい場合、2打のペナルティでバンカーの外から打つことができます。
2023年規則改訂事項
グリーン上で別のボールに替える
1罰打
グリーンでマークしてボールを拾い上げることは多いと思いますが、そのボールを別のボールに変えてプレーした場合、19年の規則では2罰打でしたが、23年の改訂で1罰打になりました。
打ちたい方向に向かって目印を置いた
2罰打
19年の規則では、グリーン上のみ線を示すものを置くことが禁止されていたのですが、23年の改訂でコース全てのエリアで、方向を示すためにタオルや棒などを置いた場合、打つ前に取り除いても2罰打となります。
その他にも改訂事項がございますので、競技やコンペに行かれる方はぜひ下記動画をチェックしてみて下さい！
正しい処置
知っておきたい処置をいくつかご紹介します。
ラフで地面に食い込んでしまったボール
救済が受けられます！
フェアウェイ・ラフともに救済が可能◎
打ったボールが自分のピッチマークの中にあり、ボールの1部が地表面より下にあれば救済できます。
ティーショットで空振りをし、ボールがティーから落ちた
罰なしで再度ティーアップ
ボールがティーイングエリアに落ちた場合は、罰なしで元の状態に戻すことができます。
また、空振りしてボールが動いてなくても、別の場所に再度ティーアップすることもできます。
2度打ちしてしまった
罰打なし
1回のストロークとみなされます。
バンカー内に落ち葉や石ころがある
取り除いてOK
ボールを動かさなければ、手や足、クラブで取り除くことができます。
ゴルフスコアの付け方（記録方法）
- スコアカードに手書きで記入
- ゴルフスコアアプリに入力
スコアカードでスコアを付ける
スコアカードは、カートに備え付けられているか、フロントやマスター室に置いてある事が多いです。
スコアカードには、打った打数を記入していきます。
また、記号を使い記録することもできます。
| イーグル | ◎ |
| バーディ | ○ |
| パー | ー |
| ボギー | △ |
| ダブル ボギー |
□ |
競技やコンペでなければ、しっかりと記入する必要はありません。
スコアアプリでスコアを付ける
アプリにスコアを記録することで、スマホさえあればすぐに記録を見返すことができたり、細かく分析することができるので、オススメです◎
上記の記事で、アプリの種類や機能、オススメポイントをご紹介しておりますので、ぜひチェックしてみて下さい。
打数の数え方（ゴルフスコアのカウントの仕方）
- カウンター
- ゴルフウォッチ
- アップルウォッチ
1番から順番に説明していきます。
カウンター
上の写真のような商品がゴルフショップなどで販売されています。
腕時計タイプになっているものや、カチカチ押してカウントするものなど、種類やデザインが豊富なので、好みのものを見つけてみて下さい！
ゴルフウォッチ
カウンター同様、ゴルフウォッチもたくさん種類があります。
スコアをカウントするだけでなく、距離計の機能がついていたり、スマートウォッチとして普段使いすることもできるので、オススメです！
こちらの記事で私も使用している、女性にオススメのゴルフウォッチを紹介しております。
アップルウォッチ
Apple Watchは、普段使いで持っている方も多いと思います。
実はゴルフでも活躍するアイテムなんです！
Apple Watchにアプリをダウンロードするだけでカウンターになります。
こちらの記事で詳しくご紹介しておりますので、お持ちの方はぜひチェックしてみて下さい。
最後に
今回は、スコアの数え方や、ラウンドする前に知っておくべきペナルティや処置方法、スコアの付け方についてご紹介してきました。
ここで説明したもの以外にも、いろいろなルールやマナーがあります。
下記URLよりチェックできます。
競技やコンペでなければ、難しく考えず、ゴルフ場や一緒にラウンドしている方の迷惑にならなければ問題ありません。
初心者の方は、楽しくラウンドすることが大事になります◎
上記記事は、初心者の方向けにご紹介していますので、合わせてチェックしてみて下さい。
